【結婚式は友達だけ！】親族なし・上司なしで叶う「最高に自由なウェディング」の作り方＆費用・マナーを徹底解説

「堅苦しい披露宴はやりたくない」

「上司への挨拶回りや、親族への気遣いで疲れるのは嫌だ」

「本当に仲の良い友達だけで、ワイワイ盛り上がりたい！」

今、そんな想いを持つカップルの間で、「友達だけを招待する結婚式」が急増しています。

 

親族や会社関係者を呼ばないスタイルは、しきたりに縛られず、費用も抑えられ、何より「心から楽しめる」のが最大の魅力。

 

しかし、実行するにあたっては「親への報告はどうする？」「ご祝儀制？会費制？」「自己負担はいくら？」など、気になる点も多いはず。

 

この記事では、友達だけの結婚式を成功させるためのメリット・デメリット、具体的なスタイル、そして絶対に押さえておくべきマナーを今まで数千組の　友人だけの披露宴、結婚パーティーをプロデユースしてきた私たちが徹底解説します。

 

 

そもそも「友達だけの結婚式」ってアリ？

結論から言うと、「大アリ」です！

 

近年は「ナシ婚（式を挙げない）」や「フォトウェディング」など、結婚式のスタイルが多様化しています。その中で、「形式張ったことはしたくないけど、友人へのお披露目はしたい」という層が選ぶのが、この「友人限定パーティー」です。

 

決して非常識なことではありません。ただし、成功させるためには「親族」と「お金」の問題をクリアにしておく必要があります。

 

 

友達だけの結婚式を選ぶ「3つのメリット」

 

1. 圧倒的な「自由度」と「アットホーム感」

主賓の挨拶、乾杯の発声、お酌回り…。

上司や親族がいると避けられない「接待のような時間」が一切なくなります。

 

高砂に座りっぱなしではなく、グラス片手にみんなの席を回り、昔話に花を咲かせる。そんな「同窓会」のようなリラックスした時間を過ごせます。

 

 

 

2. 費用が安く済む（自己負担0円も！）

友人だけの式の場合、ゲストの負担を考慮して「会費制」にするのが一般的です。

 

「会費 × 人数」で予算が明確になるため、豪華な装花や引出物をカットすれば、新郎新婦の自己負担を数万円〜0円に抑えることも十分に可能です。

 

 

3. 準備が楽（ラク）

席次表で上座・下座を悩んだり、引き出物を親族ごとに送り分けたりする手間がありません。精神的なプレッシャーが少なく、楽しみながら準備ができます。

 

 

ここだけは注意！「デメリット」と解決策

もちろん、注意点もあります。ここを無視するとトラブルになるので要注意です。

 

デメリット1：親や親族からの反対

親世代にとって「結婚式＝親族へのお披露目の場」という認識が強い場合があります。「親戚に顔向けできない」「花嫁姿を見たかった」と反対されるリスクがあります。

 

【解決策】：「家族挙式（食事会）」を別日に行う

これが最も平和で確実な方法です。

「親族とはゆっくり食事会をして、友人は別でパーティーをする」という2部制にすれば、親の顔も立ち、自分たちも友人と気兼ねなく楽しめます。

 

 

デメリット2：ご祝儀収入が見込めない

親族や上司からの高額なご祝儀がないため、収入の総額は少なくなります。

 

【解決策】：会費制で収支をコントロールする

ご祝儀制（黒字を狙う）ではなく、会費制（トントンを狙う）に切り替え、身の丈に合った会場選びをすれば問題ありません。

 

 

どんなスタイルが人気？おすすめの3パターン

友達だけの結婚式には、決まった形はありません。人気のスタイルをご紹介します。

 

① 会費制1.5次会（レストランウェディング）

会費目安：10,000円〜15,000円

最もポピュラーな形。料理が美味しいレストランを貸し切り、ビュッフェやコース料理を楽しみます。人前式（誓いの儀式）を組み込むことも可能です。

 

 

 

② BBQ・アウトドアウェディング

会費目安：5,000円〜10,000円

公園やグランピング施設で、Tシャツやスニーカーで楽しむスタイル。堅苦しさゼロで、フェスのように盛り上がれます。

 

 

③ ナイトパーティー（二次会風）

会費目安：6,000円〜8,000円

夕方からスタートし、お酒と軽食メインで楽しむスタイル。クラブやバーを貸し切って、DJを入れたりダンスをしたりと、大人の遊び場のような雰囲気に。

 

 

失敗しないための「マナー」と「進め方」

いくら友人だけとはいえ、締めるところは締めないと「ただの飲み会」になってしまいます。

 

1. 招待状には「会費制」を明記する

ゲストがご祝儀を用意してしまわないよう、「当日は会費制とさせていただいておりますので ご祝儀などのお心遣いはなさいませんようお願い申し上げます」と必ず記載しましょう。

 

 

2. 職場への配慮（上司を呼ばない場合）

職場の同僚（友人）は呼ぶけど、上司は呼ばない場合。

社内で結婚式の話をしすぎないのがマナーです。上司には「身内と親しい友人だけで小規模に行います」と事前に報告しておくと角が立ちません。

 

 

3. 「おもてなし」は忘れない

カジュアルであっても、料理の質やドリンクの種類、スタッフの対応にはこだわりましょう。

また、引出物は不要ですが、「プチギフト（500円程度）」や「引菓子（1,000円程度）」を用意すると、「しっかり準備してくれたんだな」と好感度が上がります。

 

 

 

「結婚式はこうあるべき」という常識は、もう過去のものです。

一番大切なのは、新郎新婦が笑顔でいられること。

そして、大好きな友達に「ありがとう」を伝えられること。

 

もしあなたが「友達だけの結婚式」を望むなら、それはわがままではありません。

 

親御さんへのケア（家族会の開催など）さえしっかり行えば、人生で一番楽しく、自由で、最高にハッピーな一日になるはずです。

 

ぜひ、お二人らしい自由なスタイルで、最高の思い出を作ってくださいね！