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結婚式トラブル事例・原因・対処法を徹底解説!後悔しないための予防策
一生に一度の晴れ舞台である結婚式。
しかし、準備を進める中で、あるいは当日になって、予期せぬトラブルに直面するカップルは少なくありません。
特にブライダル業界では、高額な契約や長期間の準備が絡むため、ちょっとした認識のズレが大きな問題に発展することがあります。
この記事では、「結婚式のトラブル」を契約・準備・当日のフェーズごとに具体的な事例とともに解説し、後悔しないための予防策と対処法を徹底的にご紹介します!
【契約・費用編】初期段階で発生しやすいトラブルと対策
結婚式のトラブルで最も多いのが、費用やキャンセルに関する契約段階の問題です。
初期の見積もりが「最低限」の内容であることが多いため、注意が必要です!
1. 見積もりからの大幅な値上がり
原因
初回見積もりが「最低ランクのアイテム(料理・衣装・装花など)」で作成されているため。
予防策・対処法
・契約前に「持ち込みの可否」と「持込料の有無」を明確に確認する。
・妥協できない項目(料理・ドレス・装花など) をワンランク上げた場合の概算を契約前に出してもらう。
2. キャンセル料に関する認識のズレ
原因
契約書をしっかり確認せず、キャンセル料が発生する時期や割合を理解していない。
予防策・対処法
・契約前に「キャンセル規定」を細部まで確認する。
・不明点や疑問は、口頭ではなく必ずメールなどの文書で回答をもらう。
3. 強引な契約の勧誘
原因
ブライダルフェア当日に「今だけの特典」「本日限定割引」を理由に契約を急かされる。
予防策・対処法
・その場で即決せず、「一度持ち帰って検討したい」と冷静に伝える。
・複数会場の見積もりを比較し、納得してから契約する。
4. 契約後の担当者変更
原因
契約時の営業担当と、打ち合わせ担当のプランナーが異なり、話が通じないケース。
予防策・対処法
・契約時に「担当プランナーの固定」や「引き継ぎ保証」があるか確認する。
・打ち合わせ内容や要望は、必ず文書(メールや共有シートなど)で記録・共有しておく。
【準備・打ち合わせ編】「言った言わない」を防ぐための対策
結婚式準備では、プランナーとの意思疎通のミスや情報の抜け漏れが原因でトラブルが発生しがちです。
1. プランナーとの意思疎通不足
原因
打ち合わせ内容を口頭で済ませてしまい、希望が正確に伝わっていなかったり、プランナー側が失念してしまう。
予防策・対処法
・打ち合わせ後は必ずメールで議事録を共有してもらう(または新郎新婦側から要点をまとめて送る)
・希望のイメージは口頭だけでなく、写真や資料を使って具体的に伝える。
2. 提携外アイテムの持ち込み拒否
原因
契約時は「持ち込みOK」と言われたのに、後から「持込料」や「制約」が追加されるケース。
予防策・対処法
・契約前に、「どのアイテムを・いくらで持ち込めるか」を明確に書面にしてもらう。
・口約束ではなく、契約書または確認メールで証拠を残しておく。

3. ゲスト名の誤字・脱字
原因
招待状や席次表などの名簿確認を式場任せにし、転記ミスや確認漏れが発生する。
予防策・対処法
・ゲスト名簿は最終版を新郎新婦側でダブルチェックする。
・プランナーにも確認サインをもらい、印刷前に誤りがないか再確認する。
4. パートナーや両家間での意見の対立
原因
費用分担、招待ゲスト、演出などで夫婦や両家の意見が食い違う。
予防策・対処法
・結婚式のコンセプトと予算上限を最初の段階で両家と共有しておく。
・式場打ち合わせの前に、夫婦間で意思統一を図っておくことでトラブルを防ぐ。
【当日編】想定外の事態と対応策
当日のトラブルは取り返しがつかないものが多いですが、冷静な判断と事前の準備で影響を最小限に抑えられます。
1. 料理・装花の手配ミス
原因
提供された料理が打ち合わせ内容と違ったり、装花のボリューム・色味がイメージと異なる。
対処法
・その場ですぐに責任者(支配人など)を呼び、事実確認と謝罪・原因究明を求める。
・写真や動画で証拠を残すことで、後日の返金・補償交渉に備える。

2. BGM・演出のミス
原因
入場曲のタイミングがずれる、ムービーが再生されない、希望のBGMが流れないなどの進行トラブル。
対処法
・当日の進行表(タイムテーブル)と実際の内容が異なった場合、
→ 後日、割引・返金交渉の材料として冷静に報告する。・式後すぐに、プランナーや会場責任者へ「いつ・どの場面で何が起きたか」を詳細に伝える。
3. 写真・ムービーの撮り逃し
原因
・希望していたカット(家族集合・両親との写真など)が撮れていない。
・カメラマンの態度や動きに不満がある。
対処法
・進行が押して撮影時間が削られた場合は、プランナー側の進行管理ミスであることを伝える。
・追加撮影・データ補填など、誠実な対応を求める。
・後日のクレーム時に備えて、撮影リストや要望メールを保存しておく。
4. ゲストのドタキャン・遅刻
原因
体調不良や交通機関の遅延など、やむを得ない当日キャンセルや遅刻。
対処法
・席次表・引出物(特に席札ギフト)は予備分を2〜3名分用意しておく。
・当日キャンセル分については、料理代や席料の返金が可能か式場と交渉。
・ドタキャンの連絡は必ずプランナーにも共有し、全体の流れを乱さないよう調整を依頼する。
トラブル発生時の最終対処法と相談窓口
式場との話し合いで解決しない、または不誠実な対応をされたと感じた場合は、外部の専門機関に相談することを検討しましょう!
1. 式場の責任者に直接交渉する
まずは担当プランナーではなく、会場の支配人や責任者など、決定権を持つ人物と冷静に話し合う場を持ちましょう。クレームの内容は感情的にならず、「いつ、何が、どう約束と違ったのか」を文書(メール)で明確に提示することが重要です。
2. 消費生活センターに相談する
契約内容やキャンセル料などで納得がいかない場合は、お住まいの地域の「消費生活センター」に相談しましょう。専門の相談員が、契約や消費者保護の観点からアドバイスやあっせんを行ってくれます。
3. 弁護士に相談する(法律問題に発展した場合)
高額なキャンセル料の請求、式場側の重大なミスによる損害賠償など、法律問題に発展しそうな場合は、ブライダル法務に詳しい弁護士に相談することを検討しましょう。
まとめ:トラブルを恐れず、準備を楽しむために
結婚式トラブルは、「情報の共有不足」と「確認の徹底不足」から生まれることがほとんどです。
トラブルを避けるために最も重要なのは、新郎新婦が主体性を持ち、全てをプランナー任せにしないことです。
今日から以下の3つを実践し、後悔のない結婚式準備を進めましょう!
・すべてのやり取りをメールで記録に残す(「言った言わない」を避ける)
・見積書・契約書は一言一句読み込む(特にキャンセル規定と追加料金)
・疑問や不安はその場で即解決する(小さな違和感を放置しない)
一生に一度のイベントだからこそ、万全の予防策を講じ、安心して当日を迎えましょう!(^^)!

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この記事を書いた人
ウェデイング業界10年
3年のレストランウェディングのマネージャーを経て転職し1.5次会パーティーにて全国のウェディングをお手伝い中。会費制や1.5次会はもちろんホテルでのウェディングや少人数結婚式も多く手掛けお手伝いさせていただいたウェディングは380組以上。
美味しい食事とペットをこよなく愛するシテイガール-
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